タクシーについて徹底的に解説しています

高まるサービス

バブルの頃に「タクシー」に乗ろうと思ったら、一万円札を出さなければ停まってくれなかったという話はよく知られています。
バブルの頃は規制緩和などもなされていなかったので、街を走る「タクシー」の台数は制限されており、「濡れ手に粟」状態の正に「殿様商売」の時代でした。
しかしながら「タクシー」業界に規制緩和の波が押し寄せたことで、たくさんの企業が「タクシー」業界に乗り出し、「タクシー」業界は一転して飽和状態に陥りました。
当然ながら、それまでのような「殿様商売」をしていたのでは、お客様からそっぽを向かれてしまいます。
一時的に大きく売り上げを落とした「タクシー」会社は皆、一生懸命どうすれば、お客様から選ばれる「タクシー」会社になるのかということを模索し始めました。
例えば、ある「タクシー」会社では初乗り運賃をかなり低く設定することで乗客から選ばれるようにしました。
私も経験があるのですが、行き先が近場だと露骨に嫌な顔をする運転手さんがいます。
もちろん相手も商売なのですから、やっとお客さんを捕まえたと思ったら、初乗り運賃程度の距離しか乗ってくれなかったとあっては、怒りたくなるのも無理はありません。
先述した「タクシー」会社では、そのようなクレームを逆手にとって、むしろ初乗り運賃客を集中的に狙うようにしたのです。
なぜこのようなサービスが成り立つのかと言いますと、実はこの「タクシー」会社は配車場が一か所しかないため、遠くの行き先に行かれてしまうと、また配車場に戻ってくるために時間とガソリンを消費してしまうのです。
むしろ配車場のある市内だけを走っていた方が、コストを低く抑えられると考えてのことでした。
その他にも、私が最近乗車した「タクシー」会社は妊婦さんのためのサービスを展開していました。
誰もいない時に破水をしたり、陣痛が起こった場合、多くの妊婦さんはパニックになると思います。
この「タクシー」会社ではあらかじめ自分の通院している産院を登録しておくことで、万一の際にも乗務員が安全に産院まで送り届けてくれるということでした。
しかも破水してもシートが汚れないように防水シーツを敷いて迎えに来てくれるのだそうです。
今後もますます「タクシー」のサービスは高まっていくことでしょう。